開発とプログラミング

初心者プログラマーのコスパ重視な安いPCの選び方解説【言語別スペックの解説】

これからプログラミングを学びたい初心者の中には、パソコン(PC)選びに困っている人も多いのではないでしょうか。

実際、コストパフォーマンスを意識したPC選びは上級者でも難しいものです。PC選びで「スペックが低すぎて失敗した…」「無駄に高級なPCを買って損した…」という声を何回聞いたことでしょう…。

この記事では、現役エンジニアでありプログラミングで事業経営をしている筆者が、プログラマーがコスパ重視で安いPC選びをするポイントを徹底解説しています。安くて使い勝手のいいPCをお探しの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

安くてコスパの良いPCの選び方(結論)

時間のない方はここだけ確認してもらえばOKです。後で確認できるよう、ブックマーク推奨です!

  • 正直、デスクトップ型の方がコスパは高い。でも持ち運びするならノートPC(Macbook)にしよう。
  • OSはWindowsでもMac OSでもOK。Web制作するならMac必須。
  • CPUはIntel Core i5以上、又はRyzen 5以上で、予算に合わせて選ぶ
  • メモリは8GB以上は絶対
  • グラボ(グラフィックス)は基本不要。AI開発、ゲームプログラミングなら必須
  • ストレージは256GB以上のSSDにしよう。HDDはあくまでサブ
  • ディスクドライブ(Blu-rayなど)は基本不要
  • メーカーはどこでもOK。でもコスパ重視なら必然的に限られる(下記参照)
  • コスパのいい買い方はネット一択。BTOショップのセールを狙おう。

 

また、用途・プログラミング言語ごとのおすすめスペックは下記を参考にしてみてください。

用途 おすすめOS GPUの有無
(☆:推奨 △:不要)
注力するスペック
Web制作・Webアプリ開発 Mac CPU(Core i5以上)
iOSアプリ・Androidアプリ開発 Mac CPU(Core i5以上)
AI開発・機械学習プログラミング Windows/Mac GPU(GeForce RTX 3060以上等)
3Dゲームプログラミング Windows GPU(GeForce RTX 3060以上等)
仕事効率化・DXプログラミング Windows 特になし(あえて言えばCPU)

 

それぞれの項目を詳しく解説していきます。

 

コスパ重視したPC選びのポイント

安くて低性能すぎると学習に支障

基本的にパソコンの性能と価格は比例します。格安のパソコンは安い分、極端に性能が低いということ。

安くて良いパソコンを見つけられれば、それでOKです。その時はこの記事の価値はありません。しかし半導体の価格が上昇している現在の情勢では、以下のいずれかの商品しか存在しません。

  • 格安で劣悪な性能のパソコン
  • 程よく手頃な価格でそこそこの性能なパソコン
  • 高級でハイエンド(ハイスペック)なパソコン

性能が低すぎると動作が遅くなり、プログラミング作業の障害になってしまうのです。

そうするとやる気も下がり、そのうち勉強自体が嫌になってしまう、という悪循環になってしまいます。

また低スペックのPCでは、せっかく作ったプログラムが正しく動作しないことも頻繁にあります。コーディング以外でも、例えばドキュメント(資料)や講義動画を見るのにもストレスが溜まってしまう原因に。

低性能すぎるパソコンは、まさしく「安物買いの銭失い」になってしまうおそれがあります。

 

かといって高すぎると…

高価なPC(=高スペックPC)だと、動作が遅くなる心配はほぼありません。しかもプログラミング以外でも活用できるというメリットがあるのが強みですね(例えばゲーム、映像再生、写真加工、動画編集…etc)。

ですが、本当にその余分なスペックを入門プログラマーが使いこなせるでしょうか?

スペックの大半を無駄にしてしまうためお金を無駄にしていることにもなります。

またPCは消耗品です。3~5年もすれば買い替えとなるので、使いこなせないまま寿命がきてしまう可能性もあるのです。正直それはもったいないですよね。

 

丁度いいコスパ最高のPCを

そのため現役プログラマーでもプログラミング初心者でも「安すぎず、高すぎず」なパソコン選びをするのが最も賢いやり方。

今回は、そんなコスパがちょうどいいパソコン選びの方法について詳しく解説します。

 

コスパがちょうどいい安いPCの選び方

デスクトップかノートか?

コスパだけを重視するならデスクトップ一択です。

ノートは小型にする分、同じ価格でも性能が低くなりがち。

逆に言えば、同じ性能では、デスクトップ型の方がお手軽な価格となります。

とはいえ、最近ではノートとの価格差も小さくなっています。ですから状況に応じてどちらか好みの方を選択すればOKです。

ポイントはズバリ「持ち運びをしてプログラミングするかどうか」です。

  • 出先や家で持ち運びをする必要があるか
  • 本体を設置する机やスペースはあるか
  • モニタやキーボードなど周辺機器を置くスペースはあるか

また、OSをMacにするなら、コスパの観点からノートタイプである Macbook を選ぶことになります。

 

PCの頭脳:CPU

プログラミングをするなら一番重要なスペックはCPUです。

CPUは簡単にいうと計算する力(演算能力)なので、動作の軽さに直接影響します。

Intel(インテル)のCPUなら Core i5 以上( i の後の数字が大きいほど高い性能)のものを選ぶとよいでしょう。

 

PCの一時記憶:メモリ

一時的にデータを覚えておくためのパーツです。プログラミングするなら2番目に重要なスペックです。

少なすぎるとプログラミングの最中に動かなくなったり、どれだけ待っても次のステップに進まないなどの原因に

メモリの大きさは最低でも8GB以上を選びましょう。

メモリは比較的追加料金がかからないパーツなので、できれば16GB以上にカスタマイズするのがおすすめです。

 

情報を蓄える:ストレージ

データを記憶しておくためのもの。プログラムのソースコード、画像や文章などのファイルを保存しておくのはここになります。

ハードディスクドライブ(HDD)やSSDなどの種類があります。

現在では、より高速なSSDが一般的。

プログラミングをするなら、最低でも256GB以上のSSDを選択する必要があります。

 

映像:グラフィックス

映像をきれいに高速に出力するためのパーツ。GPUと呼ばれることも多いですね。

純粋に初心者がプログラミング入門機として使うPCなら、グラフィックスパーツは不要です。

とはいえ、高度な機械学習プログラムや映像処理などの開発をする場合は必要になります。将来、そうしたことにもチャレンジしたい人は、今の段階からGPU搭載マシンを選ぶのもアリでしょう。

また、プログラミングの他に、例えばゲームもしたいなどのニーズがあればGPU搭載モデルを選んだほうがよいです。

 

OS

OSには主に WindowsMac OS があります。

多くのパソコンにはWindowsが入っていますが、かっこいいイメージがあるのでMacを使っているという人も多いのではないでしょうか。

WindowsとMac OSには一長一短があり、プログラミングをするのにどちらがオススメというのはありません。

ここでは、それぞれのメリットを整理しておきましょう。

 

Windowsのメリット

  • 対応ソフトはWindowsが圧倒的に多い
  • Windowsでしか動作しないソフト(特にゲーム)や周辺機器が存在する
  • 使用者はWindowsのほうが多く、情報を得やすい
  • WSL2の搭載により、Linux環境も利用可能、Dockerも導入が簡単

Macのメリット

  • Unixベースのシステムなので、Linuxの技術が身近で、Docker導入も簡単
  • Web業界ではMac使いが多い
  • Safariなど、Macでしか動作確認できないアプリがある
  • デザイン(UI・UX)が優れている

 

メリット・デメリットの部分を整理しましたが、プログラミングの勉強をする上では最近は差が無くなってきています。迷ったら、最終的には好みや相性の問題になるでしょう。

 

目的別!おすすめ構成3選

すでに解説した推奨スペックはどんなプログラミングにも適用できる、基本的なものになります。

プログラミングの中には、さまざまな言語や使用目的によって求められるスペックはちょっとずつ変わってきます

 

まずはここから。Web開発の入門者におすすめの基本構成

コスパを意識しつつ、
上記の最低限の構成+アルファの構成です。

初心者からちょっと勉強が進んだ中級者まで十分使える構成なので、すぐに買い換える必要もありません。

G-Tune PL-B

最大手BTOメーカーの一角 マウスコンピュータのゲーミングPCブランド『G-Tune』の入門モデル。持ち運びできるハンドルとゲーミングPCらしいカッコいい見た目が特徴。価格とパフォーマンスのバランスに優れたCore i5 シリーズを搭載していて、入門者クラスのスペックとしては十分。コスパを重視するユーザーにも推奨のマシン。

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU インテル Core i5-11400
メモリ 8GB DDR4
グラフィックス NVIDIA GeForce GTX 1650 GDDR6版
ストレージ 512GB NVMe SSD
電源 500W 電源 ( 80PLUS(R) BRONZE )
本体重量 約 7.1kg
本体サイズ 【ハンドルを含む】 180×405×330(mm)
保証 [1年間 標準保証] 初期不良対応1ヵ月+1年間24時間×365日電話サポート

税込126,280円~

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さらにデータ分析や機械学習などの勉強もしたい人へ

基本構成に対して、CPUなどを少しグレードアップしたもの。

プログラミングの勉強をしていくと少しずつデータ分析や解析、機械学習を取り入れる場面が出てきます。そうしたときに困らないよう演算能力を確保した構成です。

FRGXB560/B

モデル名 FRGXB660/B/NTK
OS Windows 11 Home 64ビット
CPU Intel Core i7-12700F
メモリ 16GB (8GB x2)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3050
ストレージ 500GB (NVMe) SSD
電源 850W ( 80PLUS(R) GOLD )
大きさ 幅 19cm × 高さ 35.6cm × 奥行 42.1cm
保証 無料1年間センドバック保証
その他 インテル B660 チップセット

184,800円~(税込)

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Macならこれ

プログラミングでMacを使うならMacbook Proがおすすめです。

コスパ面ではどうしてもWindowsマシンに劣りますが、Macは作業効率の高さやWeb開発との相性が抜群です。基礎的なスペックが高く、しばらくの間は使い続けることが可能。長い間付き合っていくノートPCとして優秀なモデル。

Apple MacBook Pro 13インチ

Apple独自のM1チップを搭載し大幅に高速化したモデル。プログラミングはもちろん、普段使いでも快適さを体感できる。スペックの高いApple MacBookの中でも、コストパフォーマンスに優れた一台。

OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Apple M1 8コアCPU
メモリ 8GB メモリ
グラフィックス 8コアGPU
ストレージ 256GB NVMe SSD
電源 最大17時間のバッテリー稼働
光学ドライブ 非搭載
保証 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート
その他 2つのThunderbolt / USB 4ポートで以下に対応ポートで以下に対応:充電、DisplayPort Thunderbolt(最大40Gbps)、USB-C 3.1 Gen 2(最大10Gbps)

税込148,280円~

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追記:さらに詳しくなるには

プログラミング初心者がパソコン選びをする上で、状況に応じてどんな選び方をしたらいいかを別の記事にまとめています。

目的別にさらに詳細に解説しているので、お時間のある方はこちらもチェックしてみてください。初心者のパソコン選びで助けになるかもしれません。

プログラミングをするための正しいパソコン選びについて

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まとめ

コスパを意識して、プログラミング初心者が買うべきお得なパソコンについて解説しました。

格安パソコンで性能が低すぎても、高級すぎるパソコンでも、どちらでも損してしまうことを理解いただけたかと思います。

今後も、プログラミングを始めた方のパソコン選びに役立つ情報を発信していきます。

 

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