ゲーミングPC選びではスペック(性能)をどのくらいにするか悩みは尽きません。特に、SSDなどのストレージの容量がなかなか決められないという人も多いでしょう。
使い方に合っているストレージ、容量を選ばないと、購入後に速度の低下が気になったり、容量不足により必要なソフトがインストールできなかったりと色々困ります。
この記事では、現役エンジニアの私が、ゲーミングPC選びで不可欠なSSDの選び方と容量について徹底的に解説しています。初心者でも最適なストレージを選べるようにまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ゲーミングPCのSSD選びで快適性が変わる!
ストレージとは、データを記憶しておくパーツのことです。ゲームソフトなどのアプリや写真・動画などのファイルを保存しておくのに必要です。
現在、ストレージはSSDが主流です。
本記事では主にSSDの選び方について解説していきますが、実際のSSD選びはまったく難しくありません。性能面では、ショップで販売されているPCに組み込まれているSSDは十分に優秀であることがほとんどです。私たちユーザーが主に気にしたほうがいいのはSSDの容量です。
とはいえ、SSDの種類や容量は様々。初心者なら迷うことも多いと思います。
結論からお話すると、SSDのタイプはM.2 (NVMe)、容量はできれば512GB以上のものを選ぶとよいでしょう。なお、後で解説しますが、使用するアプリやプレイするゲームにより必要容量が変わるので注意してください。
以下では、SSDを選ぶメリット・デメリット、使用するソフトごとに必要な容量などを徹底的に解説します。これらをマスターすると、PCのストレージに関しては迷うことは無くなるはず!
SSDとはどんなストレージ?
SSDは正式にはSolid State Drive (ソリッド・ステート・ドライブ)といい、ストレージ(記憶装置)の一種です。
半導体でできたメモリに0と1の情報を覚えさせることでデータを保存する仕組みです。SSDの中にはこうした半導体チップが大量に載っています。
昔から使われているHDD(ハードディスク)は磁気ディスクを回転させながら情報を記録しますが、それとは違ってSSDは機械的な動作をしないので、非常に高速に読み書きができます。
SSDのメリット
HDDと比べたときのSSDのメリットについて押さえておきましょう。
読み書き速度が高速!
SSDは他のタイプのストレージよりも読み込み速度、書き込み速度がどちらも非常に高速です。
読み込み速度が速くなると、PCの立ち上げにかかる時間が劇的に早くなります。また、ゲーム中のローディングにかかる時間も少なくなるので、ゲーム中のストレスを軽減することにも繋がります。特に大型のMMORPGやアドベンチャー系のゲームは、マップの移動時に発生する読み込みがスムーズに終わるので、没入感が高まり、さらにゲームを楽しめますよ。
静音性が高い!
古くから使われているHDDというタイプのストレージは、磁気ディスクを回転させながらデータを読み書きするため、機械的なノイズ(騒音)が結構あります。
それに対し、SSDはチップにデータを記録するだけなので、機械的な動きがありません。そのため、動作音はほとんどありません。
PCの動作音が静かだと気が散らないので、ゲームや普段の仕事の集中力が上がることは間違いないですね。
機械的な故障が少ない!
上で述べたように、SSDは機械的な動きが無いため、それによる故障はかなり少なくなります。
熱による故障、経年劣化による故障はHDDと変わらないくらいあるので、気をつけましょう。
(上級者向け)消費電力が少なめ
上で説明したようにSSDは機械的な動作が少ない分、それに使うモーターなどの電力が不要になります。そのため、HDDと比べてSSDは消費電力が小さいです。
とはいえ、PC全体で見ると、HDDでも消費電力が大きいわけではありません。何台もHDDやSSDを組み込んでPCを自作・カスタマイズする場合でしか大きな違いは出てきません。消費電力はSSDの方が有利だということだけ覚えておけばOKです。
(上級者向け)小型でスペースを取らない
HDDと比べるとSSDは小型で軽量です。
そのため、PCケースの内部のスペースを取りません。デスクトップ用のHDDは3.5インチベイへマウントすることが多いですが、SSDは2.5インチにマウントすることができ、小さなスペースを効率よく活用できます。
また、M.2端子タイプのSSDは、マザーボードなどに直接マウントできる薄い板状のストレージです。これを採用することで、さらにコンパクトな空間でも大容量の記録が実現できるようになります。M.2端子タイプのSSDは、SATAケーブルで接続する2.5インチSSDよりもさらに高速に通信できるので、PC全体のスピードアップにも繋がります。
M.2については、この記事の後半でも詳しく解説します。
必要なSSD容量の決め方
SSDはストレージの中でも容量が少なめなので、たくさんソフトやデータを入れていくと、すぐに空き容量が無くなってしまいます。
HDDの場合は安くて大容量なストレージですが、速度がSSDよりも遅めで、ノイズ(騒音)が大きいです。そのため、サブのストレージとしてHDDを使い、普段あまり使わないデータを入れるようにするといいでしょう。
アプリやゲーム、頻繁につかうファイルはメインで使用するSSDに入れておきます。そのため、SSDの容量は注意して選ぶ必要があります。
以下では、使用するソフトやPCの用途によって選ぶべき容量の目安を記載しています。こちらを参考に、PC選び、パーツ選びをしてみてくださいね。
ゲームごとに必要なストレージ容量一覧
最近のゲームはグラフィックが美しくなる分、データ容量が大きくなる傾向があるので、一つのソフトを入れるだけでも数十GB以上が必要だったりと、すぐにストレージの容量を使い尽くしてしまいます。
そのため、ストレージの容量を選ぶときには、事前にプレイしたいタイトルをインストールするのに必要な容量を把握しておくといいでしょう。
人気のゲームの消費ストレージ容量
最低必要容量 | 推奨容量 | |
---|---|---|
Apex Legends | 30 GB | 60 GB~ |
VALORANT | 10 GB | 15 GB~ |
フォートナイト | 80 GB | 120 GB~ |
FF14 | 60 GB | 90 GB~ |
Cyberpunk 2077 | 70 GB | 90 GB~ |
Fallguys (フォールガイズ) | 4 GB | 6 GB~ |
クリエイティブ環境ごとに必要なストレージ容量一覧
仕事でPCで使う場合、クリエイター業は最もストレージ消費が激しい仕事の一つです。
グラフィックデザイナーやイラストレイター、動画編集者などは、保存しておくデータの容量が巨大になりがちです。頻繁に使わないデータはHDDのサブストレージに入れておくこともできますが、作業スペースとして使うメインのストレージには大容量のSSDを選んでおきたいところです。
主なクリエイティブ環境で消費する容量の一覧
最低必要容量 | 推奨容量 | |
---|---|---|
Office 2019 | 4 GB | 4 GB~ |
Office 365 (Excel, Word, Powerpoint) | 4 GB | 4 GB~ |
Adobe Photoshop | 4 GB | 16 GB~ |
Adobe Illustator | 8 GB | 16 GB~ |
Adobe Premiere Pro | 8 GB | 24 GB~ |
Adobe After Effects | 15 GB | 64 GB~ |
CLIP STUDIO PAINT | 3 GB | 3 GB~ |
開発環境ごとに必要なストレージ容量一覧
プログラミングなどで開発作業をするときにも、ストレージ容量に注意する必要があります。
ソースコードは軽量なものが多いですが、テスト用のテキストデータや素材などで使用する画像などのメディアファイルは大きくなりがちです。また、開発環境として使うコンテナやOSのデータも、開発の規模が大きくなるにつれ、容量をたくさん食べていきます。
主な開発環境で必要な容量の目安
最低必要容量 | 推奨容量 | |
---|---|---|
Visual Studio Code (VSCode) | 4 GB | 8 GB~ |
Eclipse | 2 GB | 4 GB~ |
PyCharm | 3 GB | 8 GB~ |
PHPStorm | 3 GB | 8 GB~ |
Docker | 4 GB | 32 GB~※ |
M.2、NVMeとは?SSDの種類を決める
M.2
M.2とは小型のカードタイプのデバイスを接続できる規格です。
PC内部にあるマザーボードに直接接続できるので、スペースがほとんど要らないことや、高速に通信ができるメリットがあります。
実際、SATAケーブルで接続される2.5インチサイズのSSDよりもM.2の方が高速に通信できるため、ハイエンドなゲーミングPCにはぴったりなタイプといえます。
NVMe
NVMeはM.2接続の中でもさまざまある通信規格の一つです。
SATAと呼ばれる接続規格よりも高速に通信ができるため、SSDの読み書き速度も速いです。
現在販売されているゲーミングPCの多くはM.2×NVMeの組み合わせがほとんど。難しく考えず「NVMe」と表記されているSSDを選べば、とりあえずは問題ありません。
速度面では2.5インチ型のSSDとNVMeタイプのSSDの読み書きにどれくらい差が出るのでしょうか?また、古くからあるHDDと比べると速度差はどれくらいになるのでしょうか?以下は読み書き速度の比較イメージです。
参考:cfd.co.jp
最近発売されているゲーミングPCのほとんどは、M.2接続タイプのNVMeタイプのSSDが搭載されています。
そのため、ほとんど選択の余地はないのですが…BTOでストレージを選ぶときには、HDDとSSDは違うものであること、SSDの中でもM.2とSATAの違いを意識して覚えておくとよいかもしれません。
推奨ゲーミングPCのストレージ容量
当サイトでおすすめしている高性能なゲーミングPCを紹介し、それらで使われているストレージについて見ていきたいと思います。
これらのゲーミングPCは売れ筋商品であり、実際に満足度も高いので、SSDとHDDの組み合わせ・スペックも良いものが多いです。そのため、推奨ゲーミングPCのストレージ容量・構成を参考にしながら、購入するPC選びをするのもおすすめです。
FRONTIER 新GAシリーズ(i7-13700F搭載セールモデル)
ポイント
PC入門者やゲーム初心者にもおすすめのミドルクラス・ゲーミングPC。1TB M.2 NVMe SSDをメインストレージとして採用していて、アプリをたくさん入れても余裕のある人気のタイプです。オプションで2TB HDDをセカンダリーのストレージとして使用でき、普段使わないデータや写真・動画などのメディアファイルを長期保存することも可能です。メーカーはFRONTIERという国内の大手BTOメーカーで、性能に対して価格もリーズナブルなので当サイトではNo.1クラスのおすすめPCとして扱っています。
モデル名 | FRGAG-H670/ARZ3B |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Core i7-13700F |
CPUクーラー | 空冷(サイドフロー) |
メモリ | 32GB (16GB x2) |
グラフィックス | GeForce RTX 3070 Ti |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe |
電源 | 850W ( 80PLUS(R) GOLD ) |
ネットワーク | 有線LAN(2.5G Base-T対応) |
保証 | 1年間センドバック保証 |
231,800円~(税込)
DAIV Z5
ポイント
ゲーミングPCというよりクリエイターPCに分類されるBTOパソコン。こちらのモデルもメインストレージに512GB M.2 NVMe SSD、サブに2TB HDDを採用していて、平均的な構成です。使用容量が大きいクリエイティブな作業としては、写真加工、動画編集、Webやゲーム制作、そしてイラスト制作などがあります。こうした仕事をする人にもゲーミングPCは向いていますが、サブのストレージ(SSD/HDDどちらでもOK)の容量を大きめにしておくと、後で困ることが少なくなります。
モデル名 | DAIV Z5 プレミアムモデル |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-12700F |
メモリ | 32GB (16GB×2) |
グラフィックス | GeForce RTX 3050 |
ストレージ | 512GB SSD(NVMe) + 1TB HDD |
電源 | 500W ( 80PLUS(R) BRONZE ) |
ネットワーク | IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n 最大2.4Gbps対応 + Bluetooth 5 内蔵 |
保証 | 1年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート |
249,800円~(税込)
SEVEN ZEFT Z30AL-F
ポイント
こちらはハイエンドクラスでも最上級に位置するゲーミングPCで、非常に高価ですが、実際は相場よりも低価格で売られておりコスパが高いモデルです。非常に高性能なCPU・GPUを搭載しているほか、ストレージに2TB SSD(NVMe)と2TB HDDを搭載しており、メインSSDだけでも十分大きなスペースがありますが、大きなサブストレージHDDを採用しています。いろいろなゲームを快適にプレイしたいヘビーユーザーなら、サブのHDDをSSDにカスタマイズするのもオススメ。インストールや読込み時間が短縮されてさらに快適性が上がるでしょう。
モデル名 | ZEFT Z30AL-F |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット(Windows 10選択可能) |
CPU | Intel Core i9-13900KF |
メモリ | 64GB DDR5-4800 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce RTX 4090 |
ストレージ | 2TB SSD NVMe Gen.4 + 2TB HDD |
電源 | 1200W 電源 (80PLUS PLUTINUM) |
光学 | DVDスーパーマルチドライブ |
ネットワーク | 無線LAN Wi-Fi 6 / Bluetooth 5 |
保証 | 無償修理保証期間1年+初期不良交換期間2週間 |
その他 | ハイエンド水冷クーラーDEEPCOOL搭載 |
585,800円〜(税込)
ゲーミングPCに最適なストレージ配分
ここまで、ゲーミングPCで実際に使われているSSDやHDDの容量の組み合わせについて見てきました。
ご自身のPCの使い方やゲームソフトに合わせて、SSDとHDDの最適な組み合わせは結局どのようにしたらいいでしょうか?
ここでは、ストレージの容量配分について、SSDとHDDのおすすめの組み合わせを示し、PC選びやBTOのカスタマイズの際に参考になるようまとめてみました。
SSD(NVMe)256GB + HDD 2TB
ゲーミングPCの中でも入門機や低価格帯のモデルに採用されることが多い組み合わせです。
メインストレージとなるSSDには256GBを採用し、こちらにOSと必要最低限のデータを入れることになります。WindowsではいわゆるCドライブです。
それにセカンダリーとして加えるHDD 2TBも定番の容量。写真や動画などの大容量ファイルや、普段使わないデータをこちらに入れます。
SSD(NVMe)512GB + HDD 2TB
SSD 512GBは、ゲーミングPCの初期セットアップで最も採用されている、定番の容量です。
512GBあれば、OSと必要ファイルの他、アプリやゲームを多めに入れても余裕があります。とはいえ、上級者やヘビーゲーマークラスになると、いろいろなゲームソフトを入れたりセーブしておくファイルが多くなってきますよね。そうすると512GBでは足りず、1TBクラスのSSDが必要になることもあります。
サブのストレージであるHDD 2TBは標準的なサイズで、最も採用されることが多いです。2TBだけでも、多くの人にとって十分な容量なことが多いです。ですが、ゲームソフトや画像や動画などのメディアファイルを多く保存する人には少し心もとない容量かもしれませんね。その場合は次のように4TB以上のHDDにアップグレードするのがおすすめ。
SSD(NVMe) 512GB + HDD 4TB
SSDは512GBと標準的な構成ですが、HDDの方を4TBにアップグレードしたパターンです。
例えば、写真撮影データや編集中の動画を数多く保存する人(クリエイターなども含む)、非常に多くの容量を必要とします。その場合は2TBのHDDでは全然足りないことが多く、4TB以上、さらに場合によっては8TB~クラスのHDDを複数セットアップしている人もいます。
SSD(NVMe) 1TB + HDD 2TB
ゲーミングPCの上位モデルになると、SSDが1TBなことも標準的になります。
これだけ容量があると、高速なメインのストレージにゲームやアプリをたくさん入れることができるようになり、非常に快適なPC活用が可能になります。
また、クリエイティブな仕事をしている人にとっても、高速なメインストレージ上で作業ができるため、編集処理が高速になり、作業が効率化されるというメリットもあります。
SSD(NVMe) 512GB + SSD(NVMe) 1TB
ハイエンドのゲーミングPCで採用されることが多い組み合わせです。メインとサブのどちらにもSSD(NVMe)を使用することで、作業スペースとデータ保存スペースの両方に高速なストレージを配置しています。
5年くらい前なら予算に余裕がある人にだけおすすめする組み合わせでしたが、SSDの価格は以前よりも低下しているので、頻繁にファイルの移動やゲームの入れ替えを行うような中級者以上にはこのSSD×SSDの組み合わせもおすすめしやすくなりました。
SSDの容量が不足したときの対処法
ソフト(ゲームなど)やファイルを入れすぎて、ストレージの容量が不足してきたら、どうしたらいいでしょうか?
様々な対処法がありますが、コスト(出費)が小さい順番に、次のような対応策があります。
- 不要なファイルを削除する
- クラウドストレージに預ける
- 追加ストレージ(HDD、SSD)を増設する
- 外部ストレージ(HDD、SSD)にファイルを移動する
不要なファイルを削除する
不要なファイルを削除して空き容量を空けるのが、最も手軽にできお金がかからない方法です。
Windowsなら、設定からクリーンアップツールが使用できます。
クラウドストレージに預ける
ストレージの容量が少なくなったら、インターネット上にあるクラウドストレージにファイルを預ける方法もあります。
普段頻繁に使わない大きいファイルなどをGoogleドライブやDropboxなどのクラウドストレージにアップロードしておくだけ。必要になったらダウンロードして使うことができます。これらクラウドストレージは基本使用料は無料、容量を一定以上使うときだけ有料プランを契約が必要になります。
クラウドストレージだけで、SSD一つと同じくらいの容量(1TB〜など)を確保できるので結構便利です。
ただし、ファイルのアップロードやダウンロードにはもちろん通信量がかかります。なのでこの方法は、高速で定額料金のネット回線(光回線など)を使っている人にのみおすすめできます。
追加ストレージ(HDD、SSD)を増設する
PCのカスタマイズに慣れてきたら、自分でSSDやHDDを増設することもできます。
PCケースの内部にスペースがあれば、HDD・SSDを設置してSATAケーブルなどで接続するだけなので誰でも意外とかんたんにできます。また、M.2ソケットに空きがあって、対応しているストレージ製品が分かるなら、M.2タイプのストレージを増設したほうがさらにお手軽です。
外部ストレージ(HDD、SSD)にファイルを移動する
お手軽にできる方法としては外付けタイプのストレージを購入し、そこにファイルを移しておく方法もあります。
デメリットは、内部のストレージよりも外部ストレージの方が高価なこと。増設するのと比べて購入コストがかかってしまいます。
しかし、基本的にストレージをUSBケーブル、ThunderboltケーブルなどでPCに接続するだけで使用できるので、初心者や入門者でも安心して取り組める方法といえます。
速度面では、外部ストレージはUSBケーブルなどを経由する分、読書速度が内部のSSDと比べると少しだけ遅いです。とはいえ、普段あまり使わないデータを保存する用途なら、気にはならない程度の速度の違いなので、問題ないでしょう。
まとめ
今回は、ストレージの種類や使い方、必要な容量(SSD、HDD)について解説してきました。
PCの購入時にはストレージの種類、容量について迷うことも多いと思います。
容量の心配は、ストレージは後から増設することも可能で、空き容量が少なくなってきたときの対処法もあります。しかし、メインで使うSSDを取り替えるのは非常に手間がかかるので、ゲーミングPCの購入時にじっくり検討してから選ぶのが推奨です。