こんにちは!小学生からゲームを愛してやまない、元インフラエンジニアの「はーまた」です。
「テーブル」って昔から使っているものだったり、「置ければ何でもいいや」と軽視されがちですが、ゲーミングPCを使うゲーマーなら、それではもったいないなと正直思います。
ゲーミングPCと相性の良いテーブルを使うと、(体感ベースですが)ゲームの勝率も変わってきますし、何より健康体になります。
今回の記事ではゲーミングPCと相性のいい机の選び方を解説しています。
ゲーミングPCと相性のいいテーブルの特徴
ゲーマーと相性がいいテーブルには、普通のオフィス机やリビングテーブルとはやっぱり違う特徴があります。
これらのすべての特徴がなければダメというわけではありません。
ですが、私の感覚として、使いやすいゲーミングテーブルはこれらの特徴を全て兼ね備えているかと思います。
1. 高さ調整ができる
よくやるゲームの種類にもよりますが、ゲーマーは長時間画面と向き合うお仕事。
必然的に身体への負担が大きくなりがちです。
個人の体格に合わせて、高さ調整できる昇降機能付きテーブルが主流になりつつあります。
高さを最適化すると腰や肩・手首だけでなく、目にも優しいゲーミング環境が作れます(大事)。
また、後述するように、立ったまま作業するというスタイルにも対応できるので、さらに健康面が改善しますね。
2. ゲームプレイへの耐久性
これもゲームの種類によりますが、ゲーマーは激しい振動を起こしがち(私だけ…?)。
特にFPSや格闘ゲームなどキーボードをバシバシ叩くタイプのものでは、振動が大きくなりますよね。
最初は気にならなくても、自分では気づかないうちに騒音を発生させていることも…。
最近のゲーミング用テーブルでは、グラつきを抑えるために脚部の高さを微調整できたり、後ろにバーを付けて縦と横の振動に対応できるように工夫されていたりします。
このようにグラつきを抑える工夫がされているかどうかもチェック項目に入れておきたいですね。
3. 収納性と見た目
出典:Bauhutte
テーブルの他にアルミラックや本棚、スツールなどを併用している方も多いのでは?
ゲーマー向けのテーブルブランドでは、テーブルの他にサイドテーブルやラックなどの収納部分を一緒に備えている商品も扱われています。
同じ見た目で収納力を拡張できて、デザインも統一できるのがいいですね。
ほんと最近のゲーミングテーブルっておしゃれですね…。
ゲーミングテーブルといえば昔だと黒一辺倒だったんですが、最近は白やナチュラルカラーも増えてきていて、部屋のデザインに合わせやすいのが嬉しいです。
選び方のポイント
ゲーミング用テーブルを選ぶポイントは3つ。
まずはこれだけ押さえておけば大きく後悔することはないと思います。
1. 使用するモニタとゲームに合わせてサイズ選択
モニタサイズ
私が一番重要だと思うポイント。
それが、モニタサイズとテーブル横幅の組み合わせです。
一般にゲーマーに人気な24インチモニタに加えて、最近だと27インチの注目度が高まっています。
(WQHDの解像度でも高いfpsを出せるくらいPC性能が上がってきたため)
どのサイズのモニタをどのように組み合わせるかによって、テーブルの適正サイズが変わってきます。
結論からお話すると以下のような感じ。
テーブル横幅が
100cm → 24インチ×2余裕、27インチ×2はギリギリ
120cm → 27インチ×2もイケる
配置によっても変わってきますが、モニターアームを使う場合には100cm幅でも24インチモニタを2台〜4台は設置できます。
出典:Bauhutte
上記画像だと100cm×70cmのゲーミングテーブルに、24インチモニタを横に2台並べてちょうどいい感じです。
モニタサイズはどれくらい?
モニタのサイズを表す「インチ」は画面の対角線の長さによって決まります。
1インチは2.54cm。24インチだと対角線が60.96cmとなります。
それよりも気になるのは「横幅」と「縦幅」だと思います。
以下のように、24インチと27インチは「あれ、ほとんど大きさ変わらなくない?」ように見えます。
ですが、実際に2台横並びさせると13cmくらい変わってくるので結構大きな差になります・・・。
モニタとテーブルを買ってから後悔しないように、サイズ感は慎重に選んでおきたいところです。
プレイスタイル
プレイするゲームによっても、適切なサイズ感は変わってきます。
FPSをするユーザなら分かると思いますが、ハイセンシとローセンシでマウスの可動域は大きく異なってきますよね。
また、キーボードを2台使う場合や液タブ・ペンタブを置きたいなど、ユーザによってスタイルは違うと思います。
大事なのは、あらかじめどれくらいのスペース(横幅・奥行)が必要か実測しておくこと。
一回測定して長さをメモしておけば、テーブル選びはもちろん、他のガジェットを買うときにも役立ちますよ!
2. プレイスタイルに合わせた種類を選択
次にどういったゲームをどれくらいの時間するのか、プレイスタイルによってテーブルの種類を選ぶことです。
例えば、FPSゲームならガタツキの小さな頑丈な構造のものを選ぶべきですし、RPGなど長時間プレイをするゲーマーなら昇降機能のついたテーブルやキーボードスライダーが付いているモデルを選ぶとより快適です。
3. 配置と周辺機器の組み合わせを検討
モニターアームを使うとモニターの可動域(縦・横自由に動かせる)が増えたり、モニター下のスペースが空くので机上の空間を広く確保できたりします。
私も便利なので使っていますが、モニターアームを使いたい場合に一つ注意点が。
それは、モニターアームが設置できるタイプのテーブルを選ぶということです。
「あれ、モニターアーム使えないテーブルあるの?」という声が聞こえてきますが、意外と使えないテーブルも多いので注意が必要です。
特に多いのは、裏側に板が付いているタイプだったり、補強のためにフレームが付いているタイプのテーブルです。こうした机だと一般的な「クランプ式」のモニターアームは付けれません。(穴をあけるネジ式ならいけますが・・・)
購入後に「付けられなかったっ!!」と後悔する事例を多々見てきましたので、ご注意ください…。
管理人が使っているモニターアーム(クランプタイプ)の脚部。テーブルの天板を挟むように設置する。
下からこぞきこんだ図。クランプでガッチリ挟み込むのでモニタ2台連結してもグラグラしない。
こういうタイプだとクランプ式モニターアームは設置できない可能性があります↓
出典:Amazon
レイアウト例
秘密基地のように囲まれた空間
出典:Bauhutte
パソコン用のローテーブル単体だけではなく、周りにラックや拡張デスクを置いてプレイヤーを囲うスタイル。
何でも手が届く空間は子供時代に憧れた「秘密基地」そのものです。
この空間のいいところはそのワクワク感だけじゃなくて、収納性の高さにあります。
ヘッドホンなどのデバイスはもちろんのこと、ガジェットや関連書籍、コンソール機などに囲まれる癒やしの空間です。
さらに色味やデザイン(メタルやナチュラル素材)を統一して、「オリジナルティ」を出すこともできます。
ゲーミングテーブルブランドが発売しているテントを使えばさらに閉鎖性UP!
L字型で快適性バツグンのゲーム空間
出典:サンワダイレクト
秘密基地型ほど閉鎖性はないけど、収納力がある程度確保できるL字タイプのテーブル。
ダブルモニタ、トリプルモニタでも余裕のスペースを確保できるくらい、スペースは十分。
また、秘密基地型よりも部屋のデザインになじませやすいのが特徴です。
さらに片方を固定型スタンディングデスクにすることで、状況に応じて立ったり座ったりできて、健康的なゲームライフが送れます。
管理人はーまたもこのタイプです。
流行りの立ちながらゲームも作業もできる空間
出典:タンスのゲン
在宅ワークが増えて今では人気のスタイルとなっているスタンディングデスク。
ゲーマーでもその魅力を活かすことができると思っています。
ゲーマーは何かと座っている時間が長く、腰や肩への負担は大きいものです…。
立ったままゲームをする時間を設けて、腰や肩への負担は激的に改善します(経験談です…)。
しかも一説によると立って作業することは代謝を上げたり、集中力が上がったりするらしい。
健康面でも能率面でもメリットが大きいですね。
さらに管理人はーまたはサイドステップを導入して、立ちながらゲームしつつ運動もしています。
(正直、ゲームは選びます…)
寝ながらゲームできる真のリラックス空間
出典:Bauhutte
日本人にとってはこれも魅力的。
座椅子などで脚を伸ばしたり、あぐらや正座でゲームをしたい人も多いと思います(私もそういうスタイル好きです)。
さらに、このスタイルだと専用のゲーミングチェアを用意しなくても快適空間を実現できるのが強いですね。
チェアがない分、狭いスペースでもゲームをできる空間を確保できちゃいます。
マットなど、床が柔らかければ寝ながらRPGとかできます。最高ですね。
そもそも日本人にとってはこの「地べた」スタイルが身体への負担が少なく、肩や腰へのダメージも防げる(気がします)。
人気・定番メーカー一覧
Bauhutte
出典:Bauhutte
「デスク秘密基地化計画」でおなじみのゲーミングテーブルメーカーBauhutte。
最高のゲーム環境を家具の視点からプロデュースしているブランドです。
ゲーマー(というより大体の大人)が大好きそうな「秘密基地型デスク」が人気で、手を伸ばせば何でも手に取れる大人の秘密基地を作りたいゲーマーにおすすめできます。
単にデザインだけでなく、ゲーマーがこれまで不便を感じていた部分をことごとく解消しにいっているブランドでもある。
例えば、チルト機能付きのデスクでお絵かきをしながらゲームもできる机もそうだし、頑強な作りの昇降機能で長持ちするデザインのゲーミングデスクを作っているところも評価できます。
もちろん、ヘッドフォン置き場やケーブル整理など、今では必須ともいえる細かな仕様もちゃんとクリアしている。
東京ゲームショーなどの展示で毎年話題になっており、着実に知名度を上げてきているゲーミングブランドです。
ニトリ
意外に思われるかもしれないですが、あのニトリでもゲーミングテーブルを発売していて、ゲーム分野にも力を入れているみたいです。
幅118cm奥行63cmのベーシックな天板サイズで15,000円以下で入手できるのは魅力ですね。
安心安全なニトリ商品なので、低価格でも良質な品質のテーブルを手に入れられるのは大きい。
もちろん、ゲーミングテーブルとして販売されていない一般向けテーブルでも、ゲーム環境で使えそうなテーブルは結構ありそう。
他で迷ったら一度検討してみてはいかがでしょうか。
DXRACER
ゲーミングチェアといえば、DXRACERが人気ですよね。
実はゲーミング用のテーブルも販売されているみたいです。
上記商品は樹脂製アームポートが付いていて、マウス操作で疲労した手首を癒やしてくれそうです。
DXRACERはチェアの開発で獲得した設計力と、ゲーマーにも愛される洗練されたデザインが魅力。
タンスのゲン
一般向けの家具のイメージの強い「タンスのゲン」。
管理人もよくここで家具を調達しています。
実はゲーミングチェア・ゲーミングデスクも取り扱っていて、一部で大変人気があるようです。
ゲーマーへのリスペクトが強くて、専任デザイナーを配置してゲーミング向け家具のデザインを行っています。
独自のブランド「CYBER-GROUD」が展開されています(ロゴめちゃめちゃカッコいい!)
一般向けデスクと違って、斜めのキーボードスペースやヘッドセット置き場など、細かな配慮もちゃんと考えられいて、選ぶときは有力候補になりそう。
追記:管理人はーまたのデスク
上で解説したL字型のスタイルです。
120cm×60cmの標準的なパソコン用テーブルとスタンディングデスクの組み合わせ。テーブルはIKEA製です。
トレーディングをするためモニタを4台使っています。ゲームするときはPCもコンソール機もモニタは共通の1台。
垂直固定タイプのモニターアーム×2本(クランプ式)で固定していますが、横に24インチ×2台でちょうどいい感じ。
奥行が60cmなのは通常不便は感じませんが、Macbookを乗せるときだけ手狭に感じます。
キーボード2台使いだったり、ゲーミングノートを併用する人は70cmにしたほうが安全かもしれません。
管理人は結構頻繁に立ちながら作業しているので、スタンディングデスクが大活躍してます。
同じ位置で立ったり座ったりをシームレスにできるのでいいですね(こういう環境だとMacbook強いですね…)。
手前のチェアはおなじみAKRACING。
その奥に隠れていますがサイドステッパーを置いて、立ちながら作業するときはこれを踏みながらしています(意外といい運動になる)。
写真に写っていないですが(単に撮り忘れた)、ケーブルホルダーとヘッドホンホルダーを別途付けています。めちゃ便利。
PCにつながる配線はあまりまとめていないので、テーブルの後ろは線がごちゃっとしています(映らないように角度調整してます…)
今はラックとかを置いていないですが、そろそろ収納性に限界が来ているので、写真と反対側にサイドテーブルとか置いてもいいかなと考えています。