吟味に吟味を重ねてついに購入し、待ちに待ったゲーミングPCが家に届く日がやってきます。
速攻でゲーム入れてプレイしちゃいましょう!
でも、ちょっと落ち着いてください!
確かにゲーミングPCは高性能なマシンですが、最適な設定がされていないと本来の性能が発揮されません。それってもったいないですよね?
今回は、ゲーミングPCが届いたら全員必ずチェックすべき3つの設定をご紹介します。きちんと設定すればゲーミングPCの性能を最大限発揮できるようになるので、必ず設定しておきたいところです。
項目① Windows本体の設定
最低限やるべきOS側 (Windows)の設定は、電源管理とバックグラウンドアプリの停止です。
電源管理
電源出力の調整設定を変更することにより、パフォーマンスを最大化します。
まずは、設定画面から、システムを開きます。
左のメニューの中から、電源とスリープを選択します。
電源とスリープ画面の関連設定のところにある、電源の追加設定をクリック。
電源プランの選択またはカスタマイズ画面が開いたら、高パフォーマンスを選択します(設定すれば自動反映)。
これで、電源管理の設定は完了です。
バックグラウンドアプリの停止
Windowsではバックグラウンド(表示されず裏で動く)で動いているアプリが数多くあります。
パフォーマンスにも多少影響するので、不要なアプリは全て停止しておきましょう。
設定画面から、プライバシー→バックグラウンドアプリと進みます。
この画面で「バックグラウンドでの実行を許可する〜」のうち、不要なアプリをオフにします。人によりますが、だいたいオフにしても問題ないと思います。
必要のないアプリをオフにできたら、完了です(設定は自動反映)。
項目② セキュリティソフト
BTOメーカーにもよりますが、ゲーミングPCを購入すると、高い確率で何らかのセキュリティソフトがインストールされた状態で届くと思います。
セキュリティソフトというのは、ウイルスバスター、マカフィーなどが有名なソフトです。
この記事で扱う3つの設定項目のうち、確認しなくても良い項目があるとしたら、このセキュリティソフト。
なぜなら、初心者はそのまま放置しててOK、ということになるため。
セキュリティ意識の高いPC上級者にはセキュリティソフトは不要というのが、コンセンサス(一般的な見解)となっています。したがって、初めてゲーミングPCを買うという方でも、もし基本的なセキュリティ知識のある経験者であれば、セキュリティソフトは速攻で削除しても問題ないでしょう。
反対に初心者の方は、セキュリティソフトを入れたままにしておくのがお勧めです。
不審なアプリのインストールだけでなく、ブラウザの脆弱性(バグなどの事)から、ウイルスに感染するリスクがあるためです。
パフォーマンスが気になる方は、ゲームをするときだけ、一時的にセキュリティソフトを無効にするようにしましょう。(ここ最近ではパフォーマンスに大差出なくなっていますが。。)
タスクバーにあるセキュリティソフトのアイコンを右クリック
(ここではウイルスバスターの例)
リアルタイムの動作を止める
(ウイルスバスターだとリアルタイムスキャンから停止できる)
項目③ グラフィックボードの設定
グラフィックボード(GPU)の設定でも、電源の使用が制限されている場合があるので、それを変更します。
タスクバーにNVIDIAのアイコンが出ていれば、右クリック→NVIDIAコントロールパネルを選択。
(アイコンがなければ、デスクトップ画面で任意の場所で右クリックでも出せる)
コントロールパネルが開かれたら、3D設定の管理を選択。
グローバル設定タブの一番下の方にある、電源管理モードをパフォーマンス最大化を優先に変更して、適用ボタンをクリック。
状況によっては、垂直同期をオフにした方が良い(特にFPSでは)ですが、まずは最低限の設定というところではこんな感じでしょう。
まとめ
ネット上だと、「それいる?性能と関係なくない?」という記事も多いので、まずは全プレイヤーがやる必須の設定を厳選して解説しています。
ゲーミングPC+Windows10の組み合わせだと、そもそも十分に高い性能を発揮できるコンビなので、元々が高性能なゲーミングPCだとあまり気にしなくても快適に遊べる環境です。
しかし、設定項目によってはパフォーマンスに影響するのも事実。ちゃんと設定していれば勝てた戦いで、設定を面倒くさがって負けることがあるのも、またしかりなのです!