動画編集

動画編集をゲーミングPCでもやりたい!注意事項と具体的な要求スペック一覧

ゲーミングPCを使ってみたいという方の中には、動画編集をしたり、YouTubeでライブ配信などをしたいという方も多いのではないかと思います。

そんなクリエイティブ用途にも、ゲーミングPCで対応できるのか?また、動画編集がサクサクできるスペック(性能)はどのくらいのものを選んだら良いのか?気になりますよね。
この記事では、そういった悩みを完全に解消し、自分にあったゲーミングPCを入手できるようになる知識をご提供しています。最後まで読むと、明日からゲーミングPCで動画編集する生活を想像できるようになりますよ。ぜひご覧ください!

 

まずは結論。ゲーミングPCで動画編集はできるの?

結論から言うと、ゲーミングPCで大丈夫です。

ゲーミングPCは、一般的な家庭用もしくはオフィス用のパソコンと比べて、全体的にスペックが高く、動画編集にも耐えうる性能を持っています。下記で詳しく見るように、動画編集で求められるスペックは、ほとんどのゲーミングPCが満たしています

また、動画編集には高い性能のGPU(グラフィックボード)が要るのではないか?と心配の方もいるのではないかと思います。しかし実際は、動画編集のほとんどの場面では、CPUだけでも十分処理できてしまいます。したがって、多くのゲーマーが愛用している、ミドルレンジくらいのゲーミングPCが搭載しているようなCPUでも、十分快適に動画編集ができるのです。

 

もっと知りたい方に

動画編集ソフトの中には、GPUを使用したレンダリング、エクスポートを行うことで、より作業効率良く動画編集が行えるものもあります。そういったソフトを使う場合には、高性能なGPUを搭載したゲーミングPCを選ぶと良いでしょう。

 

動画編集に必要なスペックとは?

初級者〜中級者の方が、重くなく(例えば、4K映像をリアルタイム処理は重い作業)ライトな動画編集を行う際に、ある程度現実的な快適度で作業ができるような、最低限の要求スペックは次のようになると思います。

動画編集の最低スペック

CPU

  • Intel Core i5
  • Ryzen 5

メモリ

  • 16GB以上

GPU(グラボ)

  • NVIDIA GeForce 1660 SUPER

記憶領域

  • 256GB以上のSSD

その他

  • 快適なマウスとキーボード

 

いかがでしょうか?
ミドルレンジ以上のゲーミングPCのほとんどがこのスペックを満たしています。価格的にも、10万円前後で十分購入可能な範囲。思ったよりも、低いハードルではないでしょうか?

もちろん、フルHDで、高フレームレートの動画を1日に何本も作るような、プロユースに近い使い方をする場合には、上記のスペックでは少し足りません。CPUをよりコア数が多く演算性能の高いものに変えたり、ストレージ(記憶域)としてHDDやSSDを増設するなどの対応が必要でしょう。

しかし、これから動画編集を初めてみたい!と言う方には、むしろこのくらいのゲーミングPCが最もコストパフォーマンスの良い選択肢になります。これ以下のスペックでは一日で作れる動画が限られてしまいますし、これ以上となるとスペックを持て余してしまいます(CPUパワーを使いきれない)。

 

CPUの注意点

動画編集ソフトでは、ゲームと同様に動作周波数(クロック数)が最も重要ですが、コア数も大事な要素になります。最近ではマルチスレッドでエンコードや再生を行うソフトが定番化しており、コア数・スレッド数が多ければ多いほど、高速に処理できることになります。

そこで、Intelと同価格帯でも、コア数が多いAMDのRyzenは、単純にエンコード性能だけだとIntel Core i シリーズを凌牙する場合が多いです。同価格帯のCore i9 9900KとRyzen 9 3900Xを比較しても、エンコード時間はRyzenに軍配が上がるでしょう。
しかし、Adobe Premiereを初め、多くのソフトがIntelに最適化されて作られているため、例えばプレビューの動作であったり、細かな部分でRyzenのパワーを使いきれないことが分かっています。そうしたことから、動画編集のために選ぶCPUの最善の選択肢は、当面の間は Intel Core i9 となるでしょう。

ちなみに、After Effects(ソフト)は、シングルスレッド(複数のスレッドを使わない)のため、マルチコアの数よりも、クロック数がより重要になります。

 

メモリの注意点

搭載しているメモリの容量が小さければ、動画編集中にパソコン全体の操作がカクついてしまったり、最悪の場合には編集ソフトが強制終了する恐れがあります。頑張って編集した内容が消えてしまうのはいやですよね・・・。

最低限必要なメモリは上に書いてあるように、16GB以上となります。しかし、理想は32GBは確保したいところ。動画編集に限らず、ゲームなどでも、16GBではかなりの頻度で不足する事態になりますが、32GBあればそうした不安はないでしょう。

4Kの動画編集など、高解像度・高ビットレート・高フレームレートの動画を編集したい場合など、高度な作業になると、32GB〜64GBのメモリが必要になるので注意しましょう。

 

ストレージの注意点

ストレージにはHDD(ハードディスク)とSSDの2種類があります。従来より使われているHDDは、内部に磁気のあるディスクが高速回転しており、そこにデータを記憶するような機械式です。それに対して、SSDは電源を消してもデータが残るタイプの半導体メモリにデータを書き込むもので、機械的な仕組みがありません。

そうした違いから、SSDの方が故障に強く、発熱や動作音も小さいというメリットがあります。さらに、SSDの方がデータ転送のスピードが早いため、瞬時にファイルの読み書きが行えると言う特徴があります。
以前は、SSDの方が容量も小さく、さらに価格が桁違いに高かったので、ハイスペックのPCでの利用が中心でした。しかし、ここ数年では、SSDが多く供給されてきたため価格が低下し、もはやデフォルトの選択肢となっています。

動画編集では大量のデータを書き込むことになりますから、動作速度の速いSSDを選ばない手はありません。HDD上の動画ファイルを編集する場合と、編集速度に決定的な差が出てきます。

もちろん、SSDの容量はHDDに比べるとまだまだ小さいです。大量の動画を扱う仕事では、すぐにSSDの容量を食い潰してしまうでしょう。そこで、編集時にはSSDのファイルを操作し、完成した動画を長期的に保存する役割はHDDにさせると良いでしょう。多くのゲーミングPCでは、メインディスクにSSD、サブディスクとしてHDDを搭載するものがほとんどです。

 

GPU(グラボ)の注意点

動画編集ソフトは基本的にCPUを使って様々な処理を行っています。
ここで、「あれ、動画なんだから、GPU(又はグラフィックボード)が処理するんじゃないの?」と疑問に思われるでしょう。実際のところ、ほとんどの編集ソフトは、CPUを使ってレンダリングやエンコードを行っています。動画編集ソフトだからと言って、GPUのパワーをフルに使いこなせるわけではないのです。

一方で、最近ではGPUを使って、処理を加速させるような編集ソフトも出てきました。
Adobe Premiere、After Effectsなどのプロ向けの編集ソフトは、NVIDIA社製のGeForceやQuadroのパワーを使って、処理を高速化させています。こうしたソフトを使う場合には、グラボの性能が重要になってくるでしょう。

そうでない場合でも、ある程度の性能が発揮できるGPUを積んでいなければ、レンダリングで滑らかに表示することができません。最低でも上で解説したくらいのグラボを選択すると良いでしょう。

 

まとめ

まとめると、ゲーミングPCでも十分に動画編集は可能であり、むしろクリエイター用途には最適であることがわかりました。

ただ、動画編集の幅が広がって、プロの仕事として使う場合には、ゲーミングPC+アルファのカスタマイズが必要になります。そうした場合は、カスタマイズをこだわったり、専用のクリエイターPCの購入を検討してみると良いのではないでしょうか。

 

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